2023年9月7日木曜日

自分の評価を他人に委ねてはならない。

中学生になると、定期テストが始まり、成績のほかに、順位が示されます。小学生のときにはなかったことです。

テストの結果で、今回は順位が上がった、あるいは下がったなあ。成績が上がった、下がった、と一喜一憂する気持ちはよくわかります。人間は社会的な動物であり、集団や社会の中で自分自身を位置づける本来的な性質を持っているからです。

成績や順位は確かに重要な指標です。ですが、それを追求することが全てではありません。

①自己評価の重要性

 成績が上がったり下がったりすることは自然ですが、一喜一憂するのではなく、自己評価軸を持つことが大切です。自分の内の声に耳を澄ませてください。そしてゴールと目標を、自分で決めます。自分自身に対する客観的な評価を行い、進捗を計り、進歩や課題を見つけましょう。

②他人との比較ではなく自己成長

他人と比較して優越感を得ることは短期的には得られるかもしれませんが、長期的な目標達成には不十分です。自己成長と自己満足に焦点を当て、他人との競争よりも自分自身との競争に取り組みましょう。

③効果的な勉強戦略の確立

ルーティンを作り、自分に適した勉強方法を見つけることが成功への鍵です。教科書や参考書を選び、計画的に取り組むことは成績向上に役立ちます。

④自己認識の重要性

自分が何を知っていて、何を知らないかを正確に把握しましょう。これにより、自己改善の方向性を見つけることができます。

⑤自己位置の理解

自分を社会や歴史の中で位置づけ、自己アイデンティティを確立することは、自己成長の一環です。自分が何者であり、どうなりたいのかを明確にすることは、モチベーションと目標設定に役立ちます。

⑥他人との比較はきっかけ

他人との比較が競争心や向上心を刺激することはありますが、それは単なるスタート地点に過ぎません。最終的な目標は、自分自身の満足と成長です。

自分の評価をするのは、自分自身です。他人の評価軸を自分の評価軸と同一化することは、自身の本来のありようを見失うことにつながりかねません。自分の評価を他人に委ねてはなりません。


2023年9月4日月曜日

平方根の整数部分と小数部分

 平方根の整数部分と小数部分の基礎問題を解説しました。

少しずつ、解説動画をアップロードしていきます。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

2023年8月31日木曜日

ゴールを決めよう!

 塾生の皆さんは、ゴールを決めたね。
「●●の職に就きたい!」「国立大学に受かる!」「●●高校に合格する!」
はっきり自分の言葉で宣言をするんだ。

ゴールを決めたら、次は目標を設定しよう。
「次の模試で●割以上とる!」「今月、図形の問題を総復習して苦手をなくす!」
「今週はこの範囲をやり遂げる!」など、月単位、週単位へと細かく分割してゆき、
「今日はこれをする!50分で完了させる」と、決めてやるんだ。

そして、その日を振り返る。
自分が決めたゴールに向かって、目標を決めて、
その通りにやり遂げた日、君は、布団の中で充実感を感じる。

いいじゃないか。そんな毎日。
少しずつ、薄くても重ねていくんだ。
あいまいだった希望や願いが、
だんだんと具体的になっていきそうな予感がしてくれば、しめたものだ。
動き出した車輪は加速度を持つ。

重要なのは、やったか、やらなかったか、だ。
イエスか、ノーか、だ。はっきり言おう。ストレートにやろう。
自分に対して正直になろう。

ゴールが決まると、物事がシンプルに明確になる。
受験生も、ビジネスマンも、そこに違いはない。

ゴールを決めよう。そして終わりから逆算して、
今するべきことをするんだ。

さあ、やろう。僕も始める。一緒にやろう!

2023年8月26日土曜日

国語の成績を上げるには、どうすればいいのでしょうか。

国語は、何をどう勉強したらいいのかわからない。文学史や漢字は暗記しなければならないけれど、それ以外に何をすればいいのか、わからない。わからないから、勉強時間は他の科目にあてよう。国語はセンスの問題だから、勉強しても仕方がない。とあきらめている方はいませんか。

国語は、筆者の意図をどれだけつかめたか、を問う科目です。そして筆者の意図は、必ず本文中に書かれています。

筆者は不特定多数の読者に対して、自分の主張がきちんと伝わるよう、誤解されないよう、話の筋道を立てて文章を展開しています。 

ですから、読み手の私たちには、筆者の立てた筋道に沿って本文を読み、客観的に分析することが求められています。これは論説文にも、小説文にも言えることです。

 話の筋道、とは論理と言いかえることができます。国語は論理力を試し、鍛える科目です。そしてその論理は、学べば必ず習得できます。

塾では、3つの論理(イコールの関係、対立の関係、因果関係)に着目して読むトレーニングを、第一ステップとして行います。このうち、「イコールの関係」を少しご説明します。

■イコールの関係

まず言葉の意味を確認しておきます。抽象とは、物事について共通するものを抜き出すことです。

例えば、シャムや三毛、マンチカン…は「具体」ですが、「猫」は抽象です。

シャムでも、私の飼っているシャム、あそこに歩いているシャム…と比較すると、シャムは「抽象」であり、個別の名前の付いた猫は「具体」になります。

筆者は自分の主張(抽象)を展開するために、具体的な論拠(証拠、エビデンス)を準備します。例えば、戦争は起こしてはならない、という主張を展開するために、自身の戦争体験を語る、などです。

筆者の主張は「抽象」であり、論拠は「具体」です。「抽象」と「具体」は、イコールの関係にあります。

「具体」と「抽象」はイコールの関係にあり、同じグループにまとめることができる。この関係を意識すると、筆者の話の筋道の展開を、予測して読むことができるようになります。

2023年8月11日金曜日

勉強のお悩み、一緒に解決しませんか?

勉強ができなくて悩んでいるあなたへ。私は、あなたの思いに寄り添い、共に前進するお手伝いをしたいと願っています。学業の壁に立ちはだかるとき、一人で悩まずに、一緒に乗り越える道を見つけましょう。


私の塾では、ただ単に教科ごとの勉強をサポートするだけでなく、学習方法や時間管理、モチベーションの保ち方など、総合的な学習サポートを提供しています。あなたの個性や目標に合わせてカスタマイズされた指導で、効果的な勉強法を一緒に見つけ出しましょう。


私たちは、成功は一人ひとりの努力から生まれることを信じています。一緒に取り組み、一緒に成長し、一緒に未来を切り拓いていきましょう。勉強の壁は高く感じるかもしれませんが、一歩踏み出す勇気があれば、きっと克服できるはずです。


まずは、あなたのお悩みや目標についてお聞かせください。あなたのペースやニーズに合わせたプランをご提案いたします。一緒に学び、成長し、笑顔で未来を迎えるために、私の塾でお会いできることを楽しみにしています。


勉強の道は、一歩から始まります。一緒に歩んで、素晴らしい成果を手にしましょう。お気軽にご連絡ください。





2023年7月21日金曜日

勉強は、継続と定期的なスケジュールが大切です。

 勉強において継続定期的なスケジュールは非常に重要な要素です。

継続的な勉強は、定期的に学習を行うことで、知識やスキルを着実に積み重ねることができます。断続的な学習では情報が忘れやすくなったり、学習の効果が薄れたりする可能性が高くなります。そのため、習慣化することが効果的な学習につながります。

また、決まった時間に勉強することも重要です。時間を決めることで、学習に取り組む意識が高まりますし、計画的な学習が可能になります。時間を区切ることで、他の活動とのバランスも取りやすくなります。例えば、学校やリラックスタイムの後に特定の時間帯を勉強に充てるなど、日々のスケジュールに組み込むことが重要です。

ただし、個人の生活スタイルや好みに合わせて柔軟にスケジュールを立てることも大切です。人それぞれの生活リズムや集中力のピークが異なるため、自分に合った方法を見つけることが重要です。

継続と定期的なスケジュールを実践することで、効果的な学習を促進し、学習の成果を最大限に引き出すことができるでしょう。ですので、これらのポイントを意識して学習に取り組むことがおすすめです。

2023年7月20日木曜日

小学生の保護者様へ 「算数を上達させるにはどうすればいいでしょうか」

 以下のような方法を試してみると良いでしょう。


1.基本的な計算の練習を重点的に行う:足し算、引き算、掛け算、割り算などの基本的な計算を反復練習しましょう。計算が自然にできるようになると、より高度な問題にも対応できるようになります。


2.毎日少しずつ練習する:毎日少しずつ算数の問題を解く習慣をつけると、定期的に学習することができます。短い時間で集中して取り組むことが大切です。


3.ゲームやパズルを活用する:楽しい算数のゲームやパズルを通じて学ぶことで、学習意欲が高まります。遊びながら学習することで、算数への興味が増すことがあります。


4.図や絵を使って理解を助ける:図や絵を使って数学の問題を解説すると、抽象的な概念が具体的になり、理解しやすくなります。


5.質問を積極的にする:わからない点や疑問があれば、積極的に質問する習慣をつけましょう。教師や保護者に質問することで、理解が進むことがあります。


6.学校の補助教材を利用する:学校が提供している教材や参考書を使って、学校のカリキュラムに合わせた学習をすると効果的です。


7.自宅での学習環境を整える:静かな場所で勉強する環境を整えることで、集中力が高まります。


8.視覚的な教材を使う:アプリやYouTubeの教育コンテンツなど、視覚的な教材を利用することで、理解がより深まることがあります。


9.褒めることを忘れない:頑張ったり成果が出た時には褒めてあげることで、自信をつけさせることができます。


10.保護者のサポート:保護者が子供の学習をサポートすることで、学習意欲が高まることがあります。子供の進捗や理解度を把握し、適切なサポートを提供しましょう。


大切なのは、楽しく学習することと、継続することです。焦らずに子供のペースに合わせて、段階的に算数のスキルを向上させていくことが重要です。