今日、日曜日に、4クラスで授業を行いました。
11月の穏やかな日差しが入る教室の中。
日を追うごと、回を重ねるたび、
塾生は着実に進歩していると思います。
■小学生低学年の英会話クラスには、
4歳から7歳までの塾生が参加しています。
このクラスで特に時間を割いて行っているのは、
単語の綴り字を読むことと、その音の練習です。
FとV、BとP、SとT、LとRといった、音素の違いを
認識し、発音できるようにトレーニングをしています。
文字を声に出して言うことができる能力を養うことが目的です。
■小学生高学年向けの英語クラスには
小学4年生、5年生の塾生が参加をしています。
中学生で勉強する内容を先取りしているわけですが、
重きを置いているのは、低学年クラスと同様、
sound outする能力の養成と習得です。
■中学1年生特別クラスでは、基礎固めのトレーニングを行っています。
まず、漢字の読み方と、書き方の練習から始めます。
ぼくたちは、日本語を通じて、英語や数学、その他の教科を学びます。
日本語を正確に読み、意味を理解することが、あらゆる学問の基礎になります。
ところが、漢字をしっかり読めていなことがネックになって
つまづいているケースが少なからず見受けられます。
ですから、漢字トレーニングを、中学生の全クラスに取り入れることにしています。
お手本をきちんと真似できているか、書き順は正しいか、
相手に伝える意識をもって書いているか、
正しく理解して、自分の言葉に置き換えることができているか…
などなど、いくつかのポイントでチェックをし、
毎回、少しずつインプットしています。
■大学受験英語クラスでは、センター試験、国立大学2次試験の対策を
行っています。
11月中に長文読解の精度をさらに高めていきます。
難解な英文であっても、妥協をせず、中途半端にせず、
徹底的にくらいついて、エッセンスをすくいあげるトレーニングをします。
英作文の対策も、本腰を入れていきます。
ポイントは、問題文の意味を理解した上で、いったんその日本語をリセットし、
英語に訳しやすい、簡潔な文章の日本語に置き換えることです。
その後で、文法的な誤りがないか、スペルに間違いがないか、よくチェックします。
完璧な英訳を目指すのではなく、減点対象をそぎ落としていく。
そんな考え方の方が、うまくいくようです。