■大学受験クラス 難関大コースでは、英作文に取り組む姿勢についてお話をしました。
大学入試の英作文で合格点を取るために、一番大事なことは「メッセージが伝わるか」ということです。
例えば、「猫の手も借りたい!」という文は、
I am very busy! というメッセージを伝えたいのですから、訳もこれでOKです。
(I want to borrow cat's hand! ではありません)
例文を暗記することも必要ですが、英作文の基本的な考え方に基づいて、
まずは「幼稚園の子供に説明する」発想で、日本語を置き換えてみましょう。
■大学受験 センター試験対策では、「指さしリーディング」で長文解釈を学びました。
英文を指でなぞりながら、文頭から訳していくトレーニングです。品詞の区別、構文の把握を同時にこなしていきます。
例えばこのような文章です。
These responses put bodily systems into action so that they can help us adapt to the constant demands and changes in our lives.(大阪女子大 過去問より)
こうした反応によって、身体のシステムは活動状態になります。(→無生物主語の訳し方、put A into action)
その目的は(→so that:目的を表す表現)、身体のシステムを通して、私たちが適応できるようにするためです。(help + 人 + 動詞)
何に適応するのか(→to)というと、私たちの生活の中で起こる絶え間ない要求や変化に対して、です。
というように、解釈をしていきます。
■受験生にとっては勝負を決める夏。
さまざまな模試を利用して、自分の達成度を見極めながら、日々の勉強に取り組みましょう。