机に向かって勉強をしているのに、成績が上がらない。
塾に通っているけれど、思うような効果が現れない…
それは「今までの勉強のやり方を変えなければならない」
サインです。
■どんなに長時間机に向かっていたとしても、
参考書を眺めているだけでは、なかなか頭にインプット
できないでしょう。
塾で講義を聴いて、その場ではわかったつもりになっていた
としても、テストでは同じような問題を解けずに
終わってしまう、なんてことになるでしょう。
そうであるならば、これまでのやり方を見直し、
今の自分に見合ったやり方に変える必要があります。
これまでのやり方で、目的が達成されないのは、
これまでのやり方に、まずい点があったからです。
あなたの資質に問題があるのではなく、
やり方に問題があるのです。
■それでは、まずどうすればよいか。
今の自分の現状を、冷静に客観的に見つめ、
目標を定め、具体的な対策を立て、実行し、
チェックをするのです。
それが、ありたい自分を実現するために、
必要なことです。
あなたが学校を卒業して、社会人になっても、
その重要性はいささかも変わりません。
■具体的にどうすればよいか。
僕はこうしています。
朝は顔をあらい、歯を磨き、瞑想をし、
コーヒーを淹れる、一連のルーティンをすませ、
今日一日するべきことを紙に書き出します。
夜は、その日一日を振り返り反省をします。
暗記するべきことがあれば、夜に集中して行い、
翌朝、思い起こして記憶が定着しているか、
ほんの少しチェックします。
僕はできる限り、そうした朝と夜の儀式を行い、
日中、仕事をし、勉強をします。
あなたには、あなたに合った方法があります。
■勉強のやり方を見直すときです。
勉強の技術というものが、確かにあり、
それは生涯にわたって高め、磨いていく
価値のあるものなのです。