試験が近い。さあ、勉強に取りかからなきゃ。 でもモチベーションが上がらない・・・ そんな時、あなたはどうやってモチベーションを上げますか?
短期的な日課を着実にこなすことが一番です。
スタンフォード大学でこんな実験結果があります。
10歳までの子供に算数の問題を解かせました。
Aグループには毎日6ページをするように解かせ、
Bグループには全部で258ページある問題集を全て解きなさい、と指示をしました。
結果は 毎日少しずつ問題を解いたA グループの7割以上の子供が全てを問題を解きました。
その一方、Bグループで全ての問題を解いたのは5割強に止まったということです。
また算数に興味がわいたか調べたところ、Aグループは9割以上の子供が「興味がわいた」と答えましたが、Bグループでは5割弱の子供たちが「興味がわいた」と答えました。
この結果から分かるのは、
人は、短期的な日課を着実にこなしたほうが、成果が上がる
ということです。
毎日10分でも15分でもスキマ時間を見つけて、着実に勉強する習慣が効果的です。
マラソンを例にとってみましょう。
「そこの曲がり角まで頑張る」
「次の電柱まで頑張る」
それならなんとかなるかな・・・?
という気持ちになるのではないでしょうか。
そこで、「あと10 km だから頑張れ」なんて言われると
「絶対ムリ!」
なんて気持ちになっちゃいますよね。
大きな目標を立てると途中でくじけやすいんです。
だから大きな目標の手前で小さな目標をいくつか設定して
それらを着実に達成していく方が頑張れます。
来年の受験に向けて、塾では「想起テスト」に取り組んでいます。
スキマ時間を利用して、解答し、答え合わせができる内容です。
大きな目標を達成するために、小さな日課に取り組んでください。