2021年4月10日土曜日

モチベーションを上げるには

試験が近い。さあ、勉強に取りかからなきゃ。 でもモチベーションが上がらない・・・ そんな時、あなたはどうやってモチベーションを上げますか?

短期的な日課を着実にこなすことが一番です。

スタンフォード大学でこんな実験結果があります。


10歳までの子供に算数の問題を解かせました。

Aグループには毎日6ページをするように解かせ、

Bグループには全部で258ページある問題集を全て解きなさい、と指示をしました。


結果は 毎日少しずつ問題を解いたA グループの7割以上の子供が全てを問題を解きました。

その一方、Bグループで全ての問題を解いたのは5割強に止まったということです。


また算数に興味がわいたか調べたところ、Aグループは9割以上の子供が「興味がわいた」と答えましたが、Bグループでは5割弱の子供たちが「興味がわいた」と答えました。


この結果から分かるのは、

人は、短期的な日課を着実にこなしたほうが、成果が上がる

ということです。


毎日10分でも15分でもスキマ時間を見つけて、着実に勉強する習慣が効果的です。


マラソンを例にとってみましょう。


「そこの曲がり角まで頑張る」

「次の電柱まで頑張る」

それならなんとかなるかな・・・?

という気持ちになるのではないでしょうか。


そこで、「あと10 km だから頑張れ」なんて言われると

「絶対ムリ!」

なんて気持ちになっちゃいますよね。


大きな目標を立てると途中でくじけやすいんです。

だから大きな目標の手前で小さな目標をいくつか設定して

それらを着実に達成していく方が頑張れます。

来年の受験に向けて、塾では「想起テスト」に取り組んでいます。

スキマ時間を利用して、解答し、答え合わせができる内容です。

大きな目標を達成するために、小さな日課に取り組んでください。