2017年7月8日土曜日

「わかった」を確かにするために

▶今週の授業でのことです。

数学の計算テストを行ったところ、ある生徒さんは文字式の計算で、
非常に時間がかかっていました。

原因は、分配法則が理解できていなかった点、
そして、分数の割り算で「逆数にして掛ける」ルールが
うまくできていなかった点にありました。

「わからないことがあれば、わかるところまで戻ってやり直す」
当塾のルールに従って、その日は計算の基礎を徹底的に復習しました。

今日の学習内容が定着するように、
しっかり復習をしてほしいと思います。

▶説明をされて「納得」する。それで「わかった」と思う。

でも、実際に問題を解いてみると、できなかった・・・
そんな経験をされた方は、私を含め、少なからずいらっしゃるでしょう。

なんとなく「わかった」ことが、実は少しも「わかっていない」ことだったりします。

そうしたことを防ぐために、私はメモをとります。
文字を書くことで記憶がしっかりします。

▶読書でも、ここまで、どんなこと書いてあったかな、
と自問することで「まとめる力」がついてきます。

自分のことばで内容を要約することで、問題意識が生まれ、理解が進みます。
読書の素通りを防ぐために、私はそうしています。

▶大学やビジネスで当然とされているメモのとり方、ノート術について、
できる限り早くから、生徒の皆さんにお伝えしていきたいと思います。

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