「決断する」を英語で言うとdecideです。
接頭辞de-は「離す」という意味で、-cideには「切る」という意味があります。ですから、decideとは「(余計なもの)を断ち切る」という意味です。
「あれもやろう」「これもやろう」と考えていても、1日に与えられているのは24時間だけ。それよりも「何をやめるか」考える方が具体的です。ぼくの場合は、しばらくの間お酒をやめています。
「決断」に役立つツールのひとつとして、アメリカ合衆国の作家Suzy Welchさんが著書「10 Minutes-10 Months-10 Years」で提唱するアイデアをご紹介します。
ある決断を、次の3つの時間軸で考えてみます。
「その決断をすると10分後にどうなるか?」
「その決断をすると10ヶ月後にどうなるか?」
「その決断をすると10年後にどうなるか?」
たとえば、「勉強しなければいけないけれど、テレビが見たい」とします。
10分後はきっと楽しんでいるでしょう。でも、そこで自問してみます。
「10か月後、結果はどうなっているだろうか?」
「10年後、目指していた道を歩んでいるだろうか?」
塾生の皆さんは、何をやめますか?
そして何を得ることを望みますか?
考えてみる価値があると思います。